住宅瑕疵保証制度
売主と買主のメリット
お客様の大切なお住まいを売却しようとする際は、ご不安に思う方も多いかと思います。同様に、中古物件を購入される際もご不安に思う方も多いでしょう。購入を検討している方の不安として多いのが、本当にこの住宅は大丈夫なのだろうか、という瑕疵(欠陥)に対する不安です。ベンハウスでは、このような不安を解消することが「安心」につながると考え、中古住宅に安心を提供する保証をお付けします。
売主様のメリット
-
保証付住宅としての
安心感!建物検査を実施し、
瑕疵による損害が保証されることで、
中古住宅への不安を解消します。 -
引き渡し後に、
瑕疵が発見された場合の
トラブル回避!住宅に瑕疵が発見された場合、
検査事業者が保証者として
対応します。 -
築年の古い住宅の
付加価値UP !築年の古い住宅は各種税制優遇の
適用可能物件となることで
付加価値がUPします。
買主様のメリット
-
第三者である
検査事業者の検査に
合格しているから安心!提携している専門の
検査事業者が行う検査に
合格しているから安心です。 -
引き渡し後に、
瑕疵が発見された場合の
トラブル回避!住宅に瑕疵が発見された場合、
検査事業者が保証者として
対応します。 -
築年の古い住宅の
付加価値UP !築年の古い住宅は各種税制優遇の
適用可能物件となることで
付加価値がUPします。
「税制優遇」適用対象
築20年超えの耐火建築物以外(木造戸建等) ・ 築25年超えの耐火建築物(マンション等)
中古住宅瑕疵保証サービスをご利用いただき
「既存住宅売買瑕疵保険」 に加入することで
住宅ローン減税、登録免許税の軽減措置などの適用が可能となります。
中古住宅瑕疵保証サービスで「税制優遇」適用対象!
※昭和56年6月1日以降(新耐震基準)の建物瑕疵保証責任
購入した既存住宅に瑕疵(欠陥)が
見つかった場合、検査を行なった事業者は
補修する責任を負います。
瑕疵保険
検査事業者は、保険に加入することで、
万が一住宅に瑕疵(欠陥)が見つかった場合、
欠陥を補修するための費用を確保できます。
住宅瑕疵保証制度の流れ

専属専任契約でお預かり後、建物検査を致します。( 検査料当社負担 )
売買契約締結後、保証加入となります。
※検査で指摘があった場合、是正して再検査を受ける事で保証の対象となります。
その場合、再検査料10,000円(税別)が必要になります。また、検査の有効期限は1年となります。
ホームインスペクション(住宅診断)
ホームインスペクション(住宅診断)とは
建物に精通したホームインインスペクターが、客観的な立場から、また専門家の見地から、あなたのご希望物件について専門的にホームインスペクション(住宅診断)を行うものです。
例えば、既存の住宅を購入する際は、何千万円もの買い物なのに「築年数・見た目」程度で購入を決めていることがほとんどでした。また、リフォームをする場合でも、古くなったから、傷んできたから、使いづらくなったから、などの理由で行うことが大半で、住まいの状態をしっかりチェックした上で適切なメンテナンスをすることはありませんでした。
しかし、少子高齢化や、住宅の性能アップにより、既存住宅のストックが増え続けてきていることにより、国の政策として、既存住宅の流通を活性化していくことがきまりました。
そのため、流通する住宅の状態を把握できるため『インスペクション』のニーズが高まっているのです。
インスペクション(住宅検査)は、第三者機関が行なう信頼性の高い住まいの「健康診断」です

インスペクション(住宅検査)とは、一般的に住宅に精通したインスペクター(住宅検査士)・住宅診断士等が第三者的かつ専門的な立場から、住宅の劣化状況、不具合の有無を見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。医療で言えば、「健康診断」に該当します。この数年、中古住宅市場を中心に普及してきました。その検査結果により、より精密な検査や治療(補修やリフォーム)が必要かをご報告することが可能です。
「ホームインスペクション」と呼ばれることもあります。国土交通省では、中古住宅売買時に行われる住宅診断について、『既存住宅インスペクション・ガイドライン』(平成25年6月)を策定しています。
このようなご予定をお持ちの方はぜひ、インスペクション(住宅検査)をご検討ください
- 既存の住宅マンション
を購入する - 自宅の売却を
予定している - 自宅のリフォームを
予定している - 所有している賃貸住宅の
リフォームを予定している
建物の状況や不具合の箇所等をチェックし、検査結果を既存住宅の購入判断などに利用することができます。
建物の劣化状態の検査が中心で、劣化状態については、複数の項目で実施します。購入してすぐに大きな瑕疵が見つかり、その補修工事に大きな負担が生じることがないように、リスクを抑えるためにも有効です。
※床下や小屋裏も検査の対象となりますが、建物によっては点検口等がなく床下や小屋裏を確認できないこともあります。
インスペクションを実施した建物を購入した場合のメリット
- 独自の検査項目のチェックシートで専門家が検査するので安心感が増す。
- 不具合や改善点、補修が必要な箇所がわかる。
- 入居後に発生しうるトラブルを未然に予防できる。
- 中古住宅のメリット・デメリットを知った上で判断できる。
- 報告書はリフォームや修繕工事を依頼するときの参考になる。
- 報告書は将来の売却時に「住宅履歴」として利用することができる。
インスペクションを実施した建物を売却する場合のメリット
- 購入者に安心感を与えることで販売しやすくなる。
- 購入後のクレーム・トラブルを減らすことができる。
- 販売前に補修・リフォームすべき箇所がわかる。
チェックする項目
屋外 | |
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基礎 | ひび割れ、著しい欠損、鉄筋の露出、浮き、剥がれ、蟻道 |
外壁 | ひび割れ、欠損、浮き、剥がれ、チョーキング、隙間、腐食、白華 |
シーリング材 | ひび割れ、剥がれ |
屋根 | ひび割れ、欠損、剥がれ、変色やコケの発生、腐食、隙間、ずれ、錆び、浮き、雨漏り |
雨樋 | 破損、著しい変色、つまり、はずれ、ひび |
軒裏 | ひび割れ、欠損、ひび割れを伴う浮き、剥がれ、雨漏り、腐食 |
バルコニー | 防水層の破断、支持部分の欠損・腐食、床の沈み・欠損・腐食等、手すりのぐらつき・腐食等 |
サッシ | 周囲の大きな隙間、面格子ぐらつき・サビ・腐食、 転落防止用手すり(窓手摺りなど)のぐらつき・支持部分の腐食等 |
シャッター・雨戸・網戸 | 動作不良 外部階段:構造体や支持部の欠損、取り付け部の破損、踏面の腐食・破損、 転落防止用手すりのぐらつき・支持部分の腐食等 |
室内 | |
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壁・柱・梁(室内に面する部分)・壁面 | 仕上げの剥れ・腐食・カビ・欠損・浮き・剥れ・ひび割れ |
床 | 剥れ・腐食・カビ・染み・めくれ・変色・著しい磨耗・ひび割れ・浮き |
天井壁紙等 | 剥れ・亀裂・腐食・カビ・ひび割れ・欠損 |
階段 | 著しい沈み・きしみ・踏み面の傾き |
建具(室内ドア等) | 動作不良・反り・変形 |
床下 | |
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土台・床組 | 構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ・腐朽・発錆・木材含有水分率 |
基礎 | 立ち上がり部分(屋内・屋外)のひび割れ・鉄筋の露出を伴う欠損、 耐圧盤のひび割れ・鉄筋の露出を伴う欠損、防湿処置・腐食を伴う著しい隙間等 |
束 | 緩み・浮き・腐食・浮き |
災害履歴 | 漏水や火災等の跡、蟻害等の跡 |
小屋裏・天井裏 | |
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小屋裏・各階間の天井裏 | 梁・桁など構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ・金物の不足や緩み・腐朽・発錆(鉄骨 造)・木材含有水分率(木造の場合 |
接続不良・欠損 | 換気ダクト |
災害履歴 | 漏水や火災等の跡、蟻害等の跡 |
設備 | |
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キッチン | 著しい給水量不足、床上の漏水、封水の吸引・噴出し 洗面:著しい給水量不足、床上の漏水 |
浴室 | 著しい給水量不足、漏水 |
トイレ | 著しい給水量不足、床上の漏水 |
給湯機・電気温水器 | 周辺の漏水・製造年 |
最終枡(敷地内) | 著しい堆積物・内部の隙間 換気設備の動作不良、火災報知器設置他 |
※高所の確認は、1.2メートル程の脚立を使用して安全に確認出来る範囲となります。あらかじめご了承くださいませ。
※耐震性や構造の妥当性などは確認できません。